感無量(その2~友人の夢)
この記事をご覧になる前に『感無量(その1)』を先にお読みいただければ嬉しいです
友人からレストアを依頼され託された『TZ125』。
友人とは幼馴染の大親友。
彼ことはある意味、ここだけの話、嫁のことよりも理解しているつもりです。
(´-`).。oO(ブログで言っちゃあ、ここだけの話じゃないけどね;)
…が、今回のレストアで必要なことは、漠然としたものではなく細部まで現実化できる具体的なイメージです。
細部までイメージを詰めるため、ネットで画像を沢山探し、
実際に『ヤマハコミュニケーションプラザ』に展示してある車両をくまなく眺めたり…。
友人の描くイメージをより細部までどんどん詰めていきます。
幸いにも彼はとても明確なイメージを持っており、殆ど迷いもなかったため
それは困難を極めることはありませんでした。
彼のイメージ、それは。。。
自分たちの経験の中で一番『カッコいい!』と思った時代のヤマハのイメージです。
そう、それは私たちがレースをやっていた頃、
一番濃い思い出が残る『’80年代前半』のイメージでもあります。
そう、
これです、ストロボカラーです。
これは正に私たちの青春時代を象徴しているといっても過言ではありません。
友人はこの車両↓を…
再塗装して、このカラーにしてほしいと…
彼のイメージと私のイメージは紛れもなくピッタリ。
友人と私は、あの良き時代のこと、思い出話で盛りがり…。
打ち合わせという名の楽しい時間を過ごしたのであります。
が…。
ひとりになってよくよく考えていると不安しかありません(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)
『果たしてできるのだろうか…』
正直、塗装のプロに依頼しようかと本気で思ったほどです。
しかしながら、レストアの期間はたっぷり貰っています。
そして何より、私は大の親友である友人の夢を叶えたい!
弱気になる気持ちに蓋をして再奮起!
先ずは具体的にどのようなラインでストロボラインを施すのか。
太さや入れる場所など、実際に(お粗末な)テーピングでイメージを描きます。
そして、ここまでして早くも躓きかけたのがテールの部分です。
ヤフオクで手に入れたこの車両、カウルがオリジナルな感じでして。
ラインが終わらないw w w
車輛は違えど普通はこんな感じ ↓
ラインに終わりがあるのです
しかしながら今回手掛ける車両のテールは…
みなしごハッチのお尻…(;´Д`)
いや、もうどうやってストロボラインを終わらすか謎 (;´Д`)
横のラインと中央のライン、どうやって交わるの? (;´Д`)
そもそも交わっていいの?? (;´Д`)
…てか、そんなの見たことないw w w
そして…
この穴は必要か!?
他にも…
レーサーなのでカウルが軽い分、とても柔らかいし衝撃にも弱い。
それはイコールこの先の塗装にも影響してくる訳で…
この車両は半分観賞用でもあるため、
塗装の前に、先ずはFRPにてカウル全体を補強をする事に。
そして、タンクの穴は塞ぐことにしました。
なかなか大掛かりな作業に発展しそうな予感がプンプンしてまいりました(笑)